ダウンフロアリビングの家

2階建|延床 約37坪|敷地 約49坪

開放感と空間の差別化を叶えた
巧みな空間デザイン

こだわりはないと思っていたのにマイホームづくりをスタートしたらあふれるようにイメージが湧いてきて、「ずいぶん無理な要望も出したと思います」とA様。その一つひとつに、想像を超えた提案で応える、トヨタすまいるライフのスタッフとの共同作業が楽しくて仕方なかったそう。スマート・エアーズの設置方法や天井、壁のアレンジなど、そこかしこに変化球を散りばめたダイナミックな空間演出。ご夫妻が出会ったタイや旅したアジアンリゾートを彷彿とさせる癒しのマイホームが完成しました。

1. 開放感と空間の差別化を叶えるダウンフロアリビング
2. 直線で魅せるモダンな外観
3. 洗濯動線に無駄のない2階に配置した浴室&ランドリー
家族構成/ご主人、奥様
竣工年月/2020年7月11日
建物/シンセ スマートステージ
敷地面積/164.00㎡(49.61坪)
建物面積/1階:64.19㎡
     2階:59.35㎡
延床面積/123.54㎡(37.37坪)

寛ぎ憩う癒しの空間、
ダウンフロアリビング

ダイニングとリビングの間に段差を設けた、ダウンフロアリビングを採用されたA様邸。40㎝の床の高低差がLDKのひと間を緩やかに仕切り、囲まれた形状が「籠った感じで落ち着く」という快適性を高めています。さらに段差の分だけ縦の空間が広がり、ダイニングキッチン側からとリビング側からの視線の高さが変わることで躍動感が生まれるのもダウンフロアリビングの魅力です。

スタイリッシュなデザインと
安全性にも配慮をしたインテリア

ダイニングキッチンは天然木のフローリング、リビングはカーペットと、床材を変えることでリビングでは床に直接座ることができるだけでなく、ステップのある場所を明確にして安全性にも配慮しています。ダイニングやアウトドアリビングへの行き来に使う階段でもあるステップは安定して足が乗せられ、ベンチ代わりに腰かけられることもできるよう奥行きや長さ、素材にもこだわりました。

プライベート感あふれるアウトドアリビングは、軒が深く雨や日射をしのぎながら家庭菜園やBBQを楽しめます。

1階にある書斎も、天井の高低差によって空間に広がりが感じられます。

天井の高低差と奥行きの長短が、遊び心のある空間を作り出している玄関ホール

STAFF COMMENT

設計士/ 樋口 洋之

暮らしにリズムが生まれる空間

全館空調システムスマート・エアーズの設置方法にも工夫を凝らしました。通常1階では床に設置される吹き出し孔を、ダウンフロアリビング仕様のため上部設置の2階用を転用しています。その際にダクトの配管設置のために生じる下がり天井を玄関ホールと廊下側に配置することで、生活の中心であるLDKの高さを確保しました。さらに天井の高低差という空間演出へと昇華し、ギャップが生み出す視覚的効果を創出しました。設備上の制約を設計上のメリットに転換した空間デザインを実現できるよう一緒にプランニングをさせていただきました。

トヨタすまいるライフ
サポートチーム

営業担当/中川 裕規
設計担当/樋口 洋之
施工担当/鈴木 雅視