旅先に選ぶのも温泉のある旅館という和風好きのご夫妻。とはいえ、暮らしやすさを追求した現代の住まいの良さも充分に知った上で、日本の伝統文様を障子やクロス、ファブリックにリンクコーディネートするなど、エッセンスとして「和」を取り入れた、心が癒され帰ることが嬉しくなるマイホームを完成させました。

１．和モダン
２．家事ラク動線
３．自然を楽しむ

家族構成／ご主人、奥さま
建物／シンセ・はぐみ
敷地面積／273.45㎡（ 82.71坪）
延床面積／1階：69.38㎡　
　　　　　2階：53.68㎡　

洗濯機の置かれた脱衣室には庭へ出る勝手口があり、洗濯後の物干しもスムーズで、取り込んだ後は脱衣室に直結したファミリークローゼットへ収納。ファミリークローゼットは脱衣室と1階ホールの間の廊下に作られているので、洗濯動線が効率的なだけでなく、朝の身支度から帰宅後の手洗い・着替えまで1階で生活が完結し、一日の時間に余裕が生まれます。

長い時間を過ごす大切な場所だからとLDKを陽当たりと眺めの良い位置に配置しました。そしてインテリアには麻の葉の透かし模様の入った障子や縁側をイメージした板張りの下がり天井、自然な木目を活かしたフローリング、格子模様のドアといった「和」のエッセンスを投入。さらにスタイリッシュなキッチンや家具に使った黒色が引き締め役となり、非日常的な空間を作り上げています。

引き戸の玄関扉や玄関灯、タイルのデザインで和のエッセンスをプラス。

脱衣室と1階ホールの間の廊下は、ウォークスルーのファミリークローゼット。日常着はここに収納。

公園の緑やその先の市街地まで広がるバルコニーからの眺望。緑の豊かさもこの街の魅力です。