心も体も解放される家

1階建|延床 約33坪|敷地 約269坪

誰かにとって優しい家は
誰もが暮らしやすい

平屋のマイホームを建てると決めたのは、身体に障がいのある奥さまが無理なく自立して暮らせる住まいをつくりたいという思いからでした。段差や動線など行動に負担や無理がなく安全に配慮されていること、一年を通して室温が心地いい24時間空調システム、そして外と中がつながる開放感。誰もが暮らしやすい住環境をデザインしたら、身体だけでなく心にも優しいワンランク上の快適さを実感するマイホームになりました。

1. フラットに移動できる平屋
2. アウトドア気分を満喫できるウッドデッキ
3. LDKへの廊下と寝室2WAYの水廻り
家族構成/ご主人、奥様
竣工年月/2021年11月28日
建物/シンセ ピアーナ
敷地面積/892.56㎡(269.99坪)
延床面積/109.56㎡(33.14坪)

ワンランク上の快適さに
心も体も開放されて

ご夫妻と大型犬が悠々と過ごすLDKは、南面の大開口と東側にも掃き出し窓を備え、戸外の景色が堪能できる開放的な空間です。日が暮れると、折り上げ天井やキッチンの飾り棚に仕込まれた間接照明が重層的な陰影を作り出し、昼間とは違った雰囲気で寛いだ時間を過ごすことができます。また、アウトドア派のご夫妻が力を入れた場所が素足でも気軽に戸外に出られるウッドデッキです。休日にコーヒータイムを楽しむほか、コンセントが設置されているので、ホットプレートを使った料理やリモートワークをこなすなど多様に使いこなしています。

設備とデザイン性を共存させた
インクルーシブな家

T様邸で主眼を置いたのは、段差を無くす、手すりやベンチを設置するといった身体に障がいのある奥さまも暮らしやすい設計と設備ですが、それがデザイン性につながった工夫も目を引きます。つまずきの原因になる見切り材を無くすため、寝室以外を同一のフローリングにした床は、視線が途切れないのですっきりとした印象に。出し入れの手間を無くすため、調味料を貼り付けて収納したマグネット仕様の壁や、移動の際に引っかからないようスイッチパネルの部分に凹み加工をした壁など、どれも真似したくなるお洒落な仕様です。

エコカラットを使った玄関ホールのニッチ。間接照明が空間をおしゃれに演出。

階段とバリアフリー仕様のスロープの2ウェイのアプローチ。軒裏の木調と調和する、茶系でまとめられています

30ベンチや手すりを備えた浴室と車椅子でも入れる広さのトイレなど、バリアフリーを考慮しています

STAFF COMMENT

設計士/ 鈴木 想

平屋で理想の暮らしを叶える

平屋の魅力は、上下移動のない快適な生活動線や、家族がお互いを気配れることです。そして歳を重ねてからの生活にも対応できる将来性もあります。暮らしやすさが一番大きなテーマであったT様ご夫妻は、階段をはじめとする段差が極力ない、シンプルな動線や動作で生活できる平屋を選ばれました。さらに、寒さが体の負担になるという奥様のご希望もあり、24時間空調システムスマート・エアーズを導入したことで24時間365日、冬でも温かく快適に過ごせます。フラットなワンフロアで住み心地満点の理想のマイホームになりました。

トヨタすまいるライフ
サポートチーム

営業担当/加島 邦博
設計担当/鈴木 想
施工担当/小松 豊