メリハリをつけた居住空間

2階建|延床 約38坪|敷地 約49坪

住まいの工夫で心のゆとりをつくる

共働き夫婦の課題は、短時間でパパっと料理も洗濯も片づけも済ませられること。家事効率を考えて家をつくったら、心にゆとりが生まれ楽しみや趣味も増えました。家族の笑顔が今まで以上に暮らしのなかにあふれています。

1. 洗濯・料理・片付けが一直線の動線
2. 家に帰ってからの時間を確保するための玄関収納
3. ご主人の趣味に打ち込むインナーガレージ
家族構成/ご主人、奥様、お子さま1人
竣工年月/2018年1月18日
建物/シンセ・スマートステージ
敷地面積/163.71㎡(49.52坪)
建物面積/1階:72.24㎡
     2階:55.85㎡
延床面積/128.09㎡(38.7坪)

生活効率を求め、長方形の敷地を
活かした一直線家事動線

ウッドデッキ・キッチン・パントリー・洗面脱衣室・浴室を縦に並べ、直線で移動できるようにしました。料理や片付けの合間に、洗濯物をさっとウッドデッキへ干しに行けるので、家事の時間が短縮できます。パントリーにはストック品だけでなく、料理中に使う調味料も置いてキッチンの一部として活用。また、洗面脱衣室とも隣合わせているので、洗濯用品もここに。生活用品がパントリーに集約されているので、買い物品をあちらこちらへ片付けに行かずに済みます。可動棚のパントリーには生活用品がたっぷり入ります。

趣味のバイクライフを充実させるために
つくった、広い専用インナーガレージ

室内から出入りができるスムーズな動線のおかげで、ご主人は出勤前にバイクいじりを楽しむ時間もできたそうです。建物本体は、奥さま好みの洋風の屋根瓦とあたたかみのある外壁カラーでかわいい外観をつくり、インナーガレージの壁はご主人の好みの濃いグレーでコーディネートしました。

リビングへ入ってすぐの場所に、鍵を置くニッチを設けました。小物類が部屋に散らかる心配がありません。

玄関ホールから入った所にあるリビングクローゼット。帰宅してすぐに上着を仕舞えます。

2階ホールには家族の思い出を飾るギャラリーコーナーを設置。

STAFF COMMENT

設計士/ 鈴木 千恵子

時間を創造するアイディア

共働きのご夫婦にとって家事の効率向上は非常に大きなテーマです。そのためにご提案したのが家事動線を短くすること、そもそも家事が増えないようにすること、の2点です。今回、1階は水廻りと収納・物干しスペースを集中させたこと、2階は寝室と布団が干せるバルコニーのアクセスを良くすることで手際良く家事を進められるようになっています。また、片付けが増えないよう散らからない工夫も取り入れています。玄関から入ってすぐのところにクローゼットや小物置きのスペースを設けることで、仕事から帰ってすぐに散らかさずに着替えることができます。こうして時間を節約できることでご夫婦の心にもゆとりが生まれているようです。仕事・家事・子育てなどで忙しいご夫婦の時間を確保し、家族の心が安らぐが家が今後ますます人気になると思います。

トヨタすまいるライフ
サポートチーム

営業担当/増田 暁斗
設計担当/鈴木 千恵子
施工担当/平松 邦博