見た目にすっきり片付けやすい収納。あえてコンパクトにした子ども部屋。使える和室。住みたい家の基準になったのはご夫妻それぞれのご実家でした。そして家中が快適な全館空調。実体験をもとに取捨選択した家は居心地も、効率も良い住まいに。

１. 見せない収納をセンターポジションへ
２. 床上げタイプの畳スペース
３. 壁の角を面取りして視界を広々

家族構成／ご主人、奥様
竣工年月／2019年8月9日
建物／シンセ・はぐみ
敷地面積／180.97㎡(54.74坪)
建物面積／1階:67.23㎡
　　　　　2階:55.19㎡
延床面積／122.42㎡（37.03坪）

キッチンとリビングの間の見通しを良くするため、壁を斜めに面取りし、開放感のあるLDKを実現したI様邸。クローゼットは、玄関やリビング、洗面室にも近いので、バッグ類や着替え、日用雑貨を収納。生活動線上にあるので使い勝手もよく、特別に片付けを意識しなくてもすっきり。

LDKの一角に作られた、扉で仕切らないオープンな床上げ式の畳スペースは、ごろんと横になって本を読んだり、来客時には椅子がわりに使ったりと大活躍。床との段差部分には引き出し収納も設置し有効活用されています。

エコカラットを貼ったアクセントウォール。テレビは壁掛け仕様で配線も目に触れず、すっきりとした印象に。

カウンター越しに会話の弾む対面キッチン。大人数の来客の際は、畳スペースも団らんの場となります。天井にはスピーカー付きの照明を。

可動式棚や床下収納のある広びろパントリー。食品のストックをはじめ、調理器具やごみ箱も収納しています。