豊田市編
トヨタすまいる情報誌「Smile」制作時に、訪れたスポットの撮影中に編集者も自ら写真を撮影。
実際に目で見て、肌で感じた感想を綴る「わたしの街歩きフォトログ」。第1回は、豊田市編。
理想的な食感と味のクロワッサンについに出合えました。感動!
COMENTS
まず訪れたのは、豊田市駅前のパン屋「Riso(リゾ)」。オープン時間の8時ちょうどに店入ると、すでにカウンターには焼き立てのパンが並び始めていました。 特に、朝ごはんにぴったりな総菜パンが目を惹きます。食べたい衝動を抑えながら、1つひとつのパンをじっくりと品定めしていくと、瞬時に“一目惚れパン”を発見。「アールグレイとチョコのクロワッサン」の文字に、“今日はコレ!”を確信しました。 「初めてのパン屋に行ってクロワッサンがあれば、まずはクロワッサンから」という、数年前に取材先で出会ったパン職人さんの言葉を実行に移します。購入。この“勘”は見事に的中し、表面のサクサク感と中のモッチリ感が理想的なクロワッサンに出合えました。チョコレートの甘さとほのかに香るアールグレイが好相性。もう1個買えばよかったな…。
DATA
Riso(リゾ)
- TEL:0565-39-2836
- 住所:豊田市西町2-8
CONTENTS nishimachi 1F - 営業時間:8:00~18:00
- 定休日:月曜日
- 駐車場:なし
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閑静な住宅街の中に癒しのガーデンが出現!
COMENTS
次に訪れたのは、街中のオアシスとして人気の高い「ガーデニングミュージアム 花遊庭」。入口の門をくぐると目の前に広大なガーデンが広がり、外の世界とは切り離された感覚に。ゆっくりと散策していくと、日本庭園からイングリッシュガーデンへとグラデーションがかかりながら雰囲気が入れ替わっていきます。お話を伺ったオーナーの「ここは、和と洋の庭が共存しているのが一番の特徴」という言葉そのまま。伺った時期が2月初旬だったため、花が咲いている植物は少なかったものの季節の草花に囲まれている空間は、田舎育ちの私にとっては馴染みのいい空気感。こういう時間を定期的に設けることは、きっと心の休息につながるだろうなと改めて実感しました。
DATA
ガーデニングミュージアム 花遊庭
- TEL:0565-24-7600
- 住所:豊田市大林町1-3-3
- 営業時間:10:00〜17:00
(12〜2月は10:00~16:00) - 定休日:火曜日(4・5・11月は無休)
- 駐車場:90台
- 入園料:500円
(時期によって変動) - HPはこちら
毎日のコーヒーにもときにスペシャルな1杯を
COMENTS
次は、個人的に一番楽しみにしていた「MAQUETTE COFFEE SHOP」へ。365日、コーヒーを飲まない日はない私にとってとても興味深いお店です。店舗向かって右側が焙煎工房、左側がショップになっていて、ショップには常時7~8種類程度のコーヒー豆が並んでいます。豆が持っている“個性”をストレートに楽しめるミディアムロースト(中浅煎り)中心のため、好みにあったコーヒー豆を探すには最適。商品ごとの解説を読みながらも、スタッフにコーヒーの趣向を伝えてセレクトしてもらうのが一番いいかもしれません。1種類なら試飲もできるので、気軽に利用して。なくなり次第、随時商品が入れ替わっていくからこその“出合い”を大切に。
DATA
MAQUETTE COFFEE SHOP
(マケットコーヒーショップ)
- TEL:0565-42-8420
- 住所:豊田市上野町3-26-1
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:月曜日
- 駐車場:4台
- HPはこちら
日本人の口に合うよう考えられた普段使いのスパイスカレーを
COMENTS
カレーは大好きな食べ物のひとつですが、スパイスカレーとなるとお店ごとに個性が強く、少し店選びに構えてしまいます。その点、「Little Cockoo」はスパイスカレーながら、日本人の口を意識したアレンジを効かせてくれているので、安心して通える&メニューに挑戦できるお店です。
この日は、まずは名物メニューでもある「オヤコチキンカレー」(1,500円)をいただきました。カレーの真ん中にドンとのった半熟卵が“オヤコ”の象徴。思ったよりも辛さはマイルド、お皿の縁に並べられたトッピングをルーに混ぜながら食べ進めていきます。食感や味に変化が加わって、食べる楽しさ増量。次は別のカレーに挑戦したいなと思うお店でした。帰りにメニューブックを改めて見ていると、個人的には、「お出汁の効いたとろろスープ&ドライキーマ」が気になります(笑)
DATA
Little Cockoo(リトルクックー)
- TEL:0565-41-6008
- 住所:豊田市丸山町3-47-1
- 営業時間:9:00~16:00
(LO 15:30)
- 定休日:日曜日(不定休あり)
- 駐車場:13台+共用8台
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豊田市のソウルフード、五平餅。五平餅×コーヒーでブレイクタイムを
COMENTS
岐阜県出身の私にとって、五平餅は子どもの頃から身近な食べ物。豊田市は、五平餅を名物に掲げている街のひとつです。「coffee 喜多町喜多琉&goheymochi 喜多琉」はこだわりのコーヒーのお供に、五平餅を用意しているユニークなカフェです。
ただし、カフェらしさのひと工夫、赤みそ&ゆず、白みそ&胡桃をはじめ4つの味が用意されていて、新感覚の五平餅を味わうことができます。この日は「赤みそ&ゆず」をいただきましたが、最後にほのかに香るユズの風味が爽やか。コーヒーで口の中をリセットしながら、軽いランチ代わりにも利用できそうです。店主が大好きという沖縄の器や飾り物、全国の民芸品などが空間のアクセントになって、ここにしかないリラックス感が漂うカフェでした。
DATA
coffee 喜多町喜多琉&goheymochi 喜多琉
- TEL:0565-77-8682
- 住所:豊田市喜多町4-35
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:日・月曜日
- 駐車場:なし
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