新学期を迎え、新しい生活に少しなれてきた頃。
この時期は家づくりを考えはじめる方も多い季節です。
そしてはじめて家づくりをする方たちにとって、大きな悩みとなるのが「動線」と「収納」。
これから家族が増えるかもしれないし、ましてやどれくらい物が増えて
どのような生活になるかわからない、というご家族であれば無理もないことです。
そこで今月号の「My Home」は、これまでご登場くださった家づくりの先輩の住まいを参考に、
家事と子育てが楽になるプランのヒントを特別にお届けします。

すべてがここで済む、家事楽
ランドリールーム

洗面室の向こうは、広々としたランドリールーム。ここで洗濯をしたら、干す、畳む、アイロンがけまでできます。
さらに、タオルや衣類を収納できるスペースも。
ガス衣類乾燥機も設置したので、干す時間がない時に大助かり!

ランドリールームをつくることで、浴室や洗面室を家族が使っていても気兼ねなく洗濯をすることができます。
洗濯物が乾いたら、さっと片付けられる収納もランドリールーム内にあります。

帰宅したら、お風呂まで
一直線にGO!

帰宅したら、上着を脱いで、鍵やスマホを置いて、手を洗って、シャワーを浴びる。
そしてこの一連の行動がスムーズにできる。家づくりの際に家族の生活スタイルを書き出して、「生活に合わせた住まい」を実現しました。

家族用の玄関から、浴室まで一直線に移動できるプランを実現。またランドリールームの服が乾いたら、そのまま隣のウォークスルークローゼットに収納できます。

「バルコニーに洗濯物を干したい」
派の最適解!?

2階に浴室と洗面脱衣室を配置。洗濯をしたら、すぐに横のルーフバルコニーで洗濯物を干すことができます。
さらに洗面脱衣室にウォークスルークローゼットもつなげ、お忙しい共働きのご夫婦が快適に暮らせる
プランができました。

洗濯家事と洗濯物の収納を最短距離でできるウォークスルー動線を実現。クローゼットと寝室がつながっているので、朝の支度もスムーズに。

動線に「オモテ」と「ウラ」
の役割をつくる

ホームパーティなどで来客が多いというご家族の住まいでは、来客の視線に入る動線を「オモテ動線」、家族のプライベートな生活動線を「ウラ動線」としてプランニング。
来客時でもトイレや洗面室を気兼ねなく
使うことができます。

ホテルや迎賓館といった、お客さまをもてなす施設での設計アイディアを住まいに取り入れました。
ホテルや迎賓館といった、お客さまをもてなす施設での設計アイディアを住まいに取り入れました。

アクセントウォールに隠された
収納ワザ

リビングに散らかりがちなものや見せたくない設備を、アクセントウォールに隠す収納ワザです。一見何もないように見えて、必要なものはすべてここに。アクセントウォールには光沢のあるタイルをチョイスしました。

キャンプ道具もしっかり片付く
土間収納

玄関の土間収納は、キャンプ道具もたくさん収納できる広さに。ガレージ側に家族用玄関を設置したので、車への荷物の出し入れもスムーズにできます。
これから家族が増えて、靴や物が増えてもしっかり対応できる広さが確保されています。

ひと目見て何がどこにあるのかわかるので、ストレスなく靴や物を取り出すことができるうえ、片付けやすいメリットも。
ひと目見て何がどこにあるのかわかるので、ストレスなく靴や物を取り出すことができるうえ、片付けやすいメリットも。

壁一面のキッチン収納でキッチン
まわりをスッキリ

3世代が暮らすお宅では、1階がお母さま、3階が子世帯、2階には家族全員があつまるLDKをレイアウトしました。
家族の生活動線上にある2階のキッチンに大型の壁面収納を設けることで、生活感を抑え片付いた空間に。

大型の壁面収納には家電も収納でき、住まいの中心にあるキッチンがいつでもスッキリと片付きます。
大型の壁面収納には家電も収納でき、住まいの中心にあるキッチンがいつでもスッキリと片付きます。